50人未満の会社の健康支援をしている保健師の早川です。
1都3県で、1月8日からの緊急事態宣言が始まりますね。
健康管理担当者の皆さまは、勤務方法の検討や調整などをされているのではないでしょうか?
期間は1か月とのことですが、前回のように延長になるのでは?など様々な話がささやかれています。
西村経済再生担当相は、1月7日の衆院議院運営委員会で、緊急事態宣言の解除の基準に『東京都の新規感染者が1日当たり500人を下回ることが目安になる』との認識を示したとの報道がありました。
1日当たり500人未満・・・それは平均の人数かしら?それとも500人未満になった日から?
想像の翼が広がります。
集計大好き保健師魂が反応!ちょっとだけグラフを作成してみました。
まずは東京都の新型コロナウイルス陽性者数の推移から
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東京都の新規陽性者が初めて500人を超えたのは2020年11月19日で、約50日前です。
その後、増えたり減ったりしながら、12月31日はいきなりの1000人越え!1337人に。
さらに1月7日には2477人で、今後のデータに目が離せません。
次に、曜日による数値のばらつきを平準化して、全体の傾向を見るために、過去7日間の移動平均値を示します。
※例:1月7日の移動平均値は、1月1日から1月7日までの実績値を平均したものです。
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東京都の新規陽性者の過去7日間の移動平均値が、初めて500人を超えたのは2020年12月4日。
新規陽性者が初めて500人を超えた11月19日から2週間後に、平均値が500人を超えたことがわかります。
『解除の目安は東京都の新規感染者が1日当たり500人を下回ること』で、仮に、数値は平均値で確認するということあれば、初めて500人未満になってから平均値に現れるまでに、ある程度の日数はかかるのではと思いました。
これはあくまで私の見解です(笑)
未知のウイルスに、私たち人間は暗中模索中ですね。
一挙解決の答えを出すのは困難だと思いますが、粛々と、今できる感染予防を誠実に続けていきたいと思います。
みなさん、どうぞご自愛くださいませ。
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