50人未満の会社の健康支援をしている保健師の早川です。
1月から開催中のオンラインセミナー「在宅業務が難しい技術系中小企業の経営者様向けWEB講座『STOP!職場感染&濃厚接触』を受講された経営者様から「それ初めて聞いた!」「すぐスタッフに伝えますね」と言っていただき、嬉しくて元気になりました!
まだ若干、空きがありますので、お気軽にお問い合わせください。
1月31日までにお申し込みいただいた方は、費用¥5,000→¥2,000とお得です。
先日のBLOGで、神奈川県は1月9日以降、保健所が行う濃厚接触者の調査を大幅に縮小し、一般の感染者は、同居家族以外の濃厚接触者の調査を原則として行わないとする新たな方針を発表したとお伝えしました。
東京都でも1月22日、濃厚接触者の調査を縮小することを決め、都内の保健所に通知したとの報道がありました。
新型コロナウイルスの感染者急増のため、高齢者や重症化リスクのある感染者への対応を優先する方針となりました。
保健所の濃厚接触者の調査について簡単にご説明します。
保健所はこれまで、感染者が確認されると濃厚接触者を調べる「積極的疫学調査」を行ってきました。
例えば社員のAさんが感染した場合、Aさんの発症日の2日前からの行動を確認し、家庭・職場・外出先などでの濃厚接触の有無を保健所がAさんからヒアリングします。
ヒアリングの結果、濃厚接触者と判断された方には、外出自粛とPCR検査をお願いして、感染拡大を予防する流れとなっていました。
今後、神奈川県と東京都では、同居家族以外の濃厚接触者の調査・検査の優先度は低くなるとの方針です。
例えば、社員のAさんが勤務中に、同僚のBさん、Cさんと30分間一緒に昼食をとっていたとしても、濃厚接触者の調査・検査はしないということになります。
今後首都圏の企業では、社員間の濃厚接触があった際、保健所の調査がない状態で、社員の出勤の可否などを検討する機会も出てくる可能性がありますので、社員間の濃厚接触がゼロになるよう十分注意していきましょう!
みなさん、どうぞご自愛くださいませ。