50人未満の会社の健康支援をしている保健師の早川です。
みなさんは仕事中に、コーヒーやお茶を飲む習慣はありますか?
コーヒーやお茶というと、カフェイン量も気になりますね。
農林水産省のホームページでは、カフェインの摂り過ぎについてこんな注意喚起をしています。
コーヒーは、適切に摂取すれば、がんを抑えるなど、死亡リスクが減少する効果があるという科学的データも知られていますが、カフェインを過剰に摂取し、中枢神経系が過剰に刺激されると、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠が起こります。消化器管の刺激により下痢や吐き気、嘔吐することもあります。
カフェインを摂り過ぎないように注意したいですね。
ちなみに100ml当たりのカフェイン量(目安)は、下表の通りです。
食品名 | カフェイン濃度 (100 mlあたりの目安) |
コーヒー | 60 mg |
紅茶 | 30 mg |
せん茶 | 20 mg |
ウーロン茶 | 20 mg |
ほうじ茶 | 20 mg |
玄米茶 | 10 mg |
では、カフェインは1日、どのくらいまで摂って良いのでしょうか?
カフェインの体への影響は個人差があるため、日本では1日の許容量は設定されていませんが、カナダ等では健康な成人で1日400 mg以内と示されています。
健康に悪影響のない最大摂取量 | 機関名 | |
健康な成人 | 400 mg /日 | カナダ保健省 |
400 mg /日 | 欧州食品安全機関 |
例えば、コーヒーで換算すると1日に660ml以内なので、カップ2~3杯までといったところでしょうか?
カフェインの摂り過ぎに注意しながら、楽しいティータイム過ごしたいですね!
どうぞご自愛くださいませ。
【追伸】
弊社は、テイクアウトドリンクCaféこかげも併設しており、コーヒー豆の焙煎は私の担当です♪
みなさんは、焙煎前のコーヒー豆を見たことがありますか?
生豆(なままめ)はグレーに近い色です。
コーヒー豆には、カビや虫食いなどの豆が混ざっており、このような豆を欠点豆といいます。
欠点豆は胸やけや胃もたれの原因になるので、目視で確認し取り除いていきますが、この作業をハンドピッキングといいます。
ハンドピッキングは手作業なので手間がかかりますが、丁寧に欠点豆を取り除いてから焙煎すると、雑味のないスッキリとしたコーヒーになるんですよ。
保健師の仕事と同じくらい、コーヒーにもこだわっています(笑)。
ときどきコーヒーのお話も投稿させていただければ幸いです。